アイドルグループ仮面女子の川村虹花(かわむら・ななか=21)が、女子プロレスラーを目指し、DDT「ガンバレ・プロレス」のオーディションに応募したことが3日、分かった。

 応募のきっかけは、大好きな母親(47)の思いを聞いたことだった。

 「中学の時、長与千種さんに影響を受けてプロレスが大好きになって、本気で女子プロレスラーになるのを夢見ていたけれど、身長が足らなくて断念した」

 自身の誕生日、昨年12月26日のことで、すぐに一念発起。DDTが女子レスラーのオーディションを行うことを知り、「今まで育ててもらった恩返しと思って、私がお母さんの夢をかなえる」と決意し、所属事務所の了解も得て出願したという。

 「私は、中学時代に学校で1人しか選ばれない体育優秀生徒になりました。運動神経の面では仮面女子の中でトップだと思います。なので、この身体能力を生かして特訓をしてさらに強くなります。自信しかありません。アイドルの概念を覆すレスラーになりたいです。アイドルだからといって、どうせ弱いんだろうとか、戦うのは無理だとか思う方もいると思いますが、アイドル活動と両立しつつ、本気で特訓をしてレスリング界でも最強になります」

 関係者によると、このオーディションには、1月末の応募締め切りまでに川村を含め、計25人が応募しているという。オーディションは、今月8日(水)午後7時から東京・竹芝プロレス道場(港区海岸1-14-24 SUZUE第3倉庫2階)で行われる。