AKB48を12年に卒業した増田有華(25)が12日、大阪・オリックス劇場で行われたヒップホップ歌手KREVA(40)のコンサートにゲスト出演し、ソロCDデビューすることを発表した。KREVAのプロデュースで、4月26日に「愛してたの」を発売する。

 増田は幼いころから歌手を目指しており、圧倒的な歌唱力から「48グループ史上最高の歌姫」との呼び声も高かった。グループ卒業後はバラエティー番組や映画、舞台を中心に活躍。満を持して、歌手活動を本格化させる。「芸能界デビューしてから11年。幼いころからずっと夢見ていたソロデビューが間近に迫り、なんだか今でも夢のよう。それでいて、ようやくスタート地点に立てたということで、とても身の引き締まる思いです」とコメントした。

 14年にKREVAプロデュースの音楽劇「最高はひとつじゃない2014」に出演した際、KREVAから歌唱力を認められ、表題曲を含め3曲、楽曲提供を受けることになった。増田は全曲、自ら作詞に挑戦しており、「試行錯誤しながら、(KREVAから)たくさんアドバイスをいただき、ようやく形になりました。制作期間はとても刺激的で新鮮で、はじめて見る景色ばかりでした」と喜びを口にした。KREVAも「抜群すぎるリズム感、歌唱力、存分に味わってもらえると思います」と期待を寄せた。

 増田はこの日、「嘘と煩悩」をKREVAと歌唱し、会場を盛り上げた。