グループサウンズ(GS)、ザ・タイガースの森本タロー(70)と瞳みのる(70)がこのほど、昨年解散したSMAPの復活にエールを送った。2人は今月19日、26日放送のBS朝日の情報番組「熱中世代 大人のランキング」(日曜午前8時)に出演。収録を終えた2人は、SMAP復活について「あるでしょうね」と話した。

 GS人気NO・1のタイガースは71年に解散、13年に44年ぶりにオリジナルメンバー5人での復活を実現させた。67年にデビューしたが、69年に加橋かつみが脱退、71年に解散後は、ジュリーこと沢田研二はソロ、岸部一徳は俳優へと別れた。

 西城秀樹、河合奈保子らのプロデューサーも務めた森本は「事務所の問題はあるだろうけど、年を重ねればいい。僕たちも絶縁状態だったけど、元に戻れた」。瞳は解散と同時に引退、慶大卒業後は慶応高の国語教師として10年3月まで勤務、芸能界と縁を切っていた。「08年に37年ぶりに他のメンバーと再会して、昔に戻れた。友情があれば、思い出の扉を開けることが出来る」。

 2人は京都・仁和小3年の時から60年の付き合いだ。森本は「次は自分のライブをハワイでやってみたい」。瞳は「満足できるまで音楽やり続ける」と話した。