1月スタートの連続ドラマ、フジテレビ系「大貧乏」(日曜午後9時)の12日第6話の平均視聴率が4・4%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べでわかった。前週第5話は4・5%だった。

 同ドラマは“お金”と“愛”をテーマにしたオリジナルのヒューマン・コメディー。権力者の欲により無一文に追い込まれたシングルマザー(小雪)が、理不尽な社会に立ち向かう奮闘劇だ。同時間帯の裏番組「A LIFE~愛しき人~」(TBS系)に小雪の夫、松山ケンイチが出演しており、夫婦によるガチンコ視聴率対決にも注目が集まる。

 第6話は、七草ゆず子(小雪)は、浜中電子工業を訴えるためにDOHの原告団に加わって欲しいと天満利章(奥田瑛二)に頼むが断られてしまう。ゆず子からのバレンタインを期待して浮かれる柿原(伊藤淳史)をよそに、ゆず子は被害者の会を作ろうと提案する。浜中の悪事を全世界に知らせてやろうと意気込む面々だが、参加者がなかなか集まらない。そんな時、原告団には求心力のある人物が必要だと浅岡礼司(滝藤賢一)が連れてきたのは天満だった、という内容だった。