宗教法人「幸福の科学」に出家することを表明した女優清水富美加(22)が17日、告白本「全部、言っちゃうね。」を出版したことに対し、清水が所属するレプロエンタテインメントがこの日、報道各社にファクスで「誠に不可解」などと批判した。

 本間憲社長名義で送られた書面には、「現在、代理人間で協議を続けているこのタイミングで清水富美加の書籍が出版されたことについては、誠に不可解であると言わざるを得ません」と遺憾の意を表明した。

 さらに「この書籍には事実と異なる部分も多々含まれておりますが、弊社といたしましては、契約解除の問題に無関係な部分についての過熱報道が続くことは望んでおりませんので、問題の早期解決のため、書籍の内容についてのコメントは控えさせて頂きます」と、事態収拾を優先させる意向を示した。

 体調不良を訴えている清水が、医師の立ち会いのもと答えたインタビューを書籍化したもので、清水の法名・千眼美子(せんげん・よしこ)名義で出版された。清水が出家を決意するに至る経緯などが記されている。