宗教法人「幸福の科学」の活動に専念することを表明した女優清水富美加(22)が17日、告白本「全部、言っちゃうね。」(幸福の科学出版)を法名・千眼美子名義で発売した。自筆のまえがきで「遺書を書くような思い」とつづり、出家時には、清水富美加で得たものは全て捨てた。「悩みの種だった好きな人も忘れましたし、たばこも止めました。喫煙者だったんですよね」と具体的な変化も明かした。

 なぜ(出家は)今なのか? という問いには「今やめないと、ほんとに死にそうだったからです」。洗脳との風評には「洗脳上等だよって感じですね。洗脳されてるんじゃなくて、されるのを選んでるんだっていう気持ち」と説明した。

 また、15歳で水着撮影をした直後に粘着テープで自殺を図ったこと、「仮面ライダーフォーゼ」のヒロイン役に合格したころ、無理やり月5万円の給料制にされ、困窮と多忙さから「本当に(所属事務所)社長を殺したいって思ったりします」とマネジャーに吐露したことも明かした。

 同書について、幸福の科学広報局は、今月11日から医師の立ち会いのもと、数回に分けて行ったインタビューを編集したものと説明した。