昨年から活動休止状態が続く韓国女性4人組グループKARAのヨンジ(22)が18日、東京・品川で7カ月ぶり2度目の単独ファンミーティングを開いた。2部公演の昼の部を報道陣に公開。披露した8曲中7曲がKARAの曲で、4人組の末っ子がグループの存続をアピールした。

 5人組時代のKARAに楽曲を提供したシンガー・ソングライター磯貝サイモン(33)が、ゲスト参加。ヨンジが「磯貝さんが作ってくれた曲の中でも、私が大好きな2曲です」と紹介し、磯貝のキーボードとギターの演奏で「オリオン」と「バイバイ ハッピーデイズ!」を歌った。「磯貝さんの曲はメロディーや歌詞がきれい。胸に響きます。第2部でもよろしくお願いします」と頭を下げ、笑いを誘った。

 磯貝は「これらの曲を書いたのは5年以上前ですが、こうしてコラボさせていただくのは初めて。呼んでもらって光栄です」と感謝した。「今後、ヨンジさんのソロ曲を書きたいと思っています」と明かし、ファンは大喜び。ヨンジは「ソロ曲ができる日まで、楽しみにしてくださいね」と笑顔を見せた。

 終盤ではKARAの韓国語曲「With」を歌いながら客席へ。チョコレートを配り、4日遅れのバレンタインデーを楽しんだ。その後のトークで「皆さんと久しぶりに“間違って”お会いできて」と口を滑らせたが、「“間近で”お会いできてドキドキしちゃいます」と言い直し、客席は一安心。司会から「ケンチャナヨ(大丈夫だよ)~」とフォローされていた。

 7曲目にはダンサー4人と一緒にヒット曲「GO GO サマー!」を熱唱。アンコール後は観客のフォトタイムを兼ね、サイン入りのボールを投げながら「Sunshine Miracle」を歌った。「ありがとうございました~」と両手を振りながらステージを離れ、ファン約600人にバレンタインカードを手渡した。