年末に解散したSMAPの木村拓哉(44)主演のTBS系連続ドラマ「A LIFE ~愛しき人~」(日曜午後9時)の19日第6話の平均視聴率が15・3%(関東地区)で、これまでの最高を記録したことが20日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は14・2%、第2話は14・7%、第3話は13・9%、第4話は12・3%、第5話は13・9%だった。

 木村はグループ解散後、1人の俳優として初めて挑む同ドラマで職人肌の外科医を演じる。これまでさまざまな役柄を演じてきた木村だが、医師は初めての役どころだ。数々の主演ドラマで高視聴率をたたき出してきた木村と、人気ジャンルでもある医療ドラマのタッグは、再出発を図る木村の代表作となるか、その視聴率が注目されている。

 第6話は、早急に手術をしなければならない男性患者が運び込まれ、沖田(木村拓哉)が執刀、井川(松山ケンイチ)が助手として入ることに。ところが、患者は壇上記念病院の顧問弁護士・実梨(菜々緒)の父親で、実梨が手術には同意できないと言う。医師たちが説得するが、羽村(及川光博)から難しい手術だと聞いた実梨は、井川が執刀するという条件ならオペに同意すると言い出す、という内容だった。