年末に解散したSMAPの草なぎ剛(42)主演のドラマ、フジテレビ系「嘘の戦争」(火曜午後9時)の21日第7話の平均視聴率が10・9%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は11・8%、第2話は12・0%。第3話は11・3%、第4話は11・1%、第5話は11・5%、第6話は10・3%と推移している。

 同ドラマは、15年1月期に放送された草なぎ剛主演ドラマ「銭の戦争」のスタッフが再集結し、完全オリジナルストーリーで描く復讐(ふくしゅう)シリーズ第2弾。幼い頃に家族を殺された男が天才的な詐欺師となって復讐を果たそうとする痛快エンターテインメントだ。グループを解散して再スタートを切った草なぎの熱演が注目される。共演には藤木直人(44)、水原希子(26)ら。

 第7話は、浩一(草なぎ剛)は30年前のOL殺人事件に関わっていながら、これまで何の罰も受けずに生きてきた晃(安田顕)に狙いを定め、事業拡大で工場を全面改修するよう勧める。そして晃が隆(藤木直人)に多額の工事費用を用立ててくれるよう頼むと、隆は意外にもあっさり承諾。上機嫌の晃に、浩一はそれとなく、興三(市村正親)や隆のまわりで怪しい動きを見せる六車(神保悟志)という男について尋ねる。晃の話を聞いた浩一の脳裏には、ある疑惑が浮かび…、という内容だった。

※草なぎのなぎは弓ヘンに前の旧字体の下に刀