萬田久子(58)が22日、都内で米映画「素晴らしきかな、人生」(デビッド・フランケル監督、3月25日公開)の公開直前イベントに出席し、宗教法人「幸福の科学」への出家を表明している清水富美加(22)について語った。

 映画は、恋人と死別し人生のどん底に落ちた広告代理店社長が、男女3人の舞台俳優との出会いで変わっていく物語。「人生のどん底」という点で、似た境遇にある清水の話題になると、萬田は「映画でご一緒したとき、本当にかわいい子だな、と思ってましたし、屈託のない笑顔で。自分の人生だから頑張って生きていけばいいと思うけど、『責任を取ってから』と皆さんおっしゃってますけど、それはそうかもしれないですね。20歳を超えていますから」と持論を述べた。萬田と清水は、15年公開の映画「龍三と七人の子分たち」(北野武監督)で、キャバクラのママとキャバクラ嬢役で共演している。

 清水に伝えたいことを聞かれると「今は、健康には気をつけてね、ということですかね。どういう状況にいるか分からないので」と、病気療養中と報道されている清水を気遣った。印象については「おとなしい方。『これから頑張るぞ』という感じはあった。キャピキャピという感じではなかったけど、本当にかわいい子だった」と、精神が不安定な様子はなかったことを明かした。

 NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」でブレーク中の俳優松下優也(26)も出席した。