ディズニーアニメ映画「モアナと伝説の海」(3月10日公開)のライブ&舞台あいさつ付き一般試写会が22日、大阪市のTOHOシネマズ梅田で行われ、日本語版声優を務めた屋比久知奈(やびく・ともな、22)と尾上松也(32)が登壇した。

 南の島にモアナが、命の女神テ・フィティの盗まれた心を取り戻し、世界を闇から守るため、伝説の英雄マウイと大海原に旅立つ冒険ファンタジー。

 屋比久はこの日、劇中と同じく主題歌「どこまでも ~How Far I’ll Go~」の生歌を披露した。歌の動画撮影がOKとなり、応募総数2万6000通以上から当選したペア230組の観客が構える数百台のスマホを前に、物おじせず、伸びやかな歌声を響かせた。

 沖縄出身の屋比久は「海に囲まれて育ったことで、モアナと共通点が多いと思います」という。この日の衣装は劇中のモアナそのもので、歌い終わった後「緊張しました~」と声を震わせたが、尾上は「ついに“生・屋比久”が聞けた。ウルッときました」と大絶賛。「屋比久さんと初めて会った時『まるでモアナだ』と驚いた。声もそのものだし、スタッフのみなさん、よく彼女を見つけたなと思います」と感心しきっていた。