米俳優ハリソン・フォード(74)が今月13日に米ロサンゼルス郊外の空港で自家用機を操縦中に旅客機とニアミスを起こした時の映像が公開された。空港の監視カメラの映像には、フォードが操縦していた単発機が離陸のため誘導路に待機していた116人の乗客乗員を乗せたボーイング737型機のすぐ上をかすめて飛ぶ様子がはっきりと映し出されていた。フォードは着陸場所を間違えて滑走路ではなく、その横の誘導路に着陸したと伝えられていた。米メディアによると、2機の距離はわずか30メートルだったと言い、一歩間違えると大惨事になっていた可能性が改めて示された。米連邦航空局(FAA)が現在調査を行っており、近日中にフォード自身にも聴取を行う予定だとしているが、操縦免許の停止や取り消し処分となる可能性もあると伝えられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)