年末に解散したSMAPの木村拓哉(44)主演のTBS系連続ドラマ「A LIFE ~愛しき人~」(日曜午後9時)の26日第7話の平均視聴率が14・5%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は14・2%、第2話は14・7%、第3話は13・9%、第4話は12・3%、第5話は13・9%。第6話は自己最高の15・3%までアップしていた。

 木村はグループ解散後、1人の俳優として初めて挑む同ドラマで職人肌の外科医を演じる。これまでさまざまな役柄を演じてきた木村だが、医師は初めての役どころだ。数々の主演ドラマで高視聴率をたたき出してきた木村と、人気ジャンルでもある医療ドラマのタッグは、再出発を図る木村の代表作となるか、その視聴率が注目されている。

 第7話は、進む病状に不安を募らせる深冬(竹内結子)は、腫瘍を完治させる方法を見つけられない沖田(木村拓哉)にある提案をするが、それはリスクが大きく、沖田には到底受け入れられないものだった。しかし決意が固い深冬は壮大(浅野忠信)にも同意を求める。そんなとき、小児科を訪れた14歳の少女に、沖田は乳がんの疑いを抱く。ところが乳腺科の医師・児島(財前直見)に「14歳で乳がんの前例はない」と言いきられ、それ以上検査ができず…、という内容だった。