松井玲奈(25)が25日、都内でファンクラブイベント「TRY TALK TIME」を開催した。

 ノンスタイル石田明、作家島本理生氏ら、松井とゆかりがあったり、松井が話したい著名人を呼び、トークのみの60分1本形式で行われた。お互いへの質問、ファンから2人への質問などが書かれたカード12枚がテーブル上に用意され、それを選んで質問に答えるスタイルで行われた。

 イベントは出身地の愛知で始まり、大阪を回り、この日から会場を東京に移した。昼公演は、俳優佐藤二朗(47)がゲスト。松井にとっては、SKE48時代に日本テレビ系深夜ドラマ「SKE48のマジカル・ラジオ」シリーズ、卒業後も「ニーチェ先生」でそれぞれ共演しており、飲み友達でもあるという間柄だ。松井が最初にカードをめくると、佐藤から自分への質問が書かれていた。「若林と俺、どっちが好きですか?」。「マジカル-」で共演したオードリー若林正恭(38)へのライバル心を燃やすような質問に、大爆笑が起こった。「『芸能界の先輩として』とか、生ぬるい意味じゃなくて、『男としてどうか』ってことだから」。佐藤にそうクギを刺されると、松井は「男としてだったら、若林さんじゃないですか」と即答した。

 回答にショックを受けた佐藤は、肩を落として一時退出してしまった。気を取り直し、戻ってきた佐藤に、松井は「二朗さんはもう結婚してるじゃないですか。既婚者はダメじゃないですか? 若林さんは結婚してないから。(結婚するという)現実的な意味じゃなかったら、二朗さんですよ」とフォロー。佐藤は急に「あ、ありがとう…」と照れ笑いを浮かべた。

 逆に松井から佐藤には「ずばり、松井玲奈が直した方がいいことは?」と質問が飛んだ。佐藤は「現場で(暗示をかけるように)長ぜりふのときに『私はできる! できる!』とやってる。お前ねぇ…アイドルはそれでいいかもしれないけど、プロの俳優をやるのであれば、できて当たり前。かわいいんだけどね」と、リアルにアドバイス。すると、松井は「それ、8回目ぐらいです。飲むたびに毎回、言われてます…」と告白。飲むと記憶をなくしてしまうことが多い佐藤は、その事実を覚えておらず、「体感的には、酔ったときが1回目、今で2回目ぐらいなんだけど」と苦笑いしていた。

 佐藤は「ネットに書いちゃダメよ」と前置きしながらも、松井や自分のとっておき? のネタを大放出。会場は笑いに包まれっぱなしだった。