“無名のスーパースター”と称される実力派歌手、日高正人(73)が26日、新曲「木守り望郷歌」(作詞喜多條忠、作曲小田純平)の発売を記念して、兵庫・尼崎市の「ホップイン」アミングでディナーショーを行った。

 「木守り」とは、来年もよく実るようにと木に1つ2つ取り残しておく果実…の意味。自然への思い、語り継ぎたい「思いやり」の心をメロディーにのせて歌うのが日高の真骨頂だ。

 日高を慕う榊あけみ、光岡洋もステージに参加。また友情出演の岩本公水(41)は新曲「北の絶唱」など3曲を熱唱し「日高先生が宣伝してくださったおかげで持ってきた新曲のCDが完売しました」と会場を盛り上げた。

 日高は「尼崎の皆さんは本当に温かくて、ここに帰ってくるのが楽しみです」と、アンコールでこの日2度目の「木守り望郷歌」を熱唱するサービスぶり。なお「木守り望郷歌」発売記念ディナーショーはこの後、4月9日に名古屋(ホテルルブラ王山)、同16日に東京(東京プリンスホテル)で開催される。