監督賞は、ミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督が、同賞史上最年少の32歳でオスカーを獲得した。

 本当にありがとうございます。最高の栄誉です。この映画を作るにあたってスタッフ、クルーのみなさん、ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン…ありがとう。そして17、8歳からの友人のジャスティン、本当にありがとう。この作品を一緒に書いてくれて…諦めないでくれた。家族にも感謝。両親も妹のアナも来てくれた。僕の妻のアナも…いつも僕を信じてくれて、ありがとう。今作は愛に関する映画…映画を作る中で恋に落ちることが出来て幸せです。

 「ラ・ラ・ランド」は史上最多タイの14ノミネートを果たした、今年の大本命。チャゼル監督が受賞スピーチの中で挙げたジャスティン・ハーウィッツの作曲賞、主題歌賞、美術賞の4部門でオスカーを獲得している。