女優高畑充希(25)が27日、都内で、アニメ映画「ひるね姫~知らないワタシの物語~」(3月18日公開)完成披露試写会に出席した。

 同作品について「泣きそうになったり、鳥肌が立ったりと感情的に忙しい作品ですが、アニメってすごいなと思いました」。声優については「難しかったです。普段は相手がいての演技なので、声優さんってすごいなと感じました」と話した。「監督がドンドン痩せ細っていったけど、完成して笑顔になったので幸せでした」と笑顔を浮かべた。

 この日は満島真之介、江口洋介、古田新太、前野朋哉、高橋英樹の豪華キャスト陣と神山健治監督も出席。江口は「声優は初挑戦でした。OK、NOをはっきり言ってくれる監督なのでやりやすかったです」。高橋は「声優は3本目。今までやったのは怪物と馬なので、人間はこれが初めて」と話し会場を盛り上げたが、「監督はねちねちと注文が多い人で、長い芸能生活でも5本指に入る人でしたね」と本気か冗談か判断しづらいトークを展開。神山監督は苦笑していた。一方古田は「(声優は)さんざんやって来ているのでちょちょいのちょいです」と話し会場をわかせた。

 同作品の夢に隠された秘密を探るストーリーにちなみ、心理コンサルタント晴香葉子氏による夢診断も行われた。高畑は「自虐的で打たれ強い」と診断された。「えっ、ドMってことですか? ドMか…。なんかちょっと嫌だな」と感想を漏らした。

 高畑は最後に「エンドロールの映像まで含めて1つの作品になっているので、最後まで席を立たないでください」と話し、「もし気に入ったら死ぬほど広めてください」とアピールした。