俳優の坂上忍(49)が、Jリーグ最年長出場記録を更新中のJ2横浜FCのFWカズ(三浦知良)について、「辞めて欲しい」と発言し、その真意を語った。

 28日放送のフジテレビ系「バイキング」では、カズが自身の50回目の誕生日である26日に試合に出場し、Jリーグ史上初めて50歳Jリーガーが誕生した話題を取り上げた。

 坂上は、学年は違うが年齢は同じカズに「ああいう50歳の人がいると迷惑なんですよね」と毒舌で出演者たちを笑わせ、「50であの腹筋やられちゃあさ。こっちなんてブヨブヨなんだから」と自虐し、新たな偉業を成し遂げたキングを讃えた。

 カズと若い頃から親交があるタレントのヒロミは「カズが(現役を)辞めるっていうまでやらせた方が良い。たぶん、自分で『もう無理だ』って思ったら辞めるタイプだから。『大丈夫だ』って思ってたらずっとやって欲しい。60のJリーガーも可能性ある」と現役続行を望んだ。

 カズ自身も「60歳までやりたい」と語っているが、坂上は「僕は辞めて欲しいんだよね」と異論。出演者たちを驚かせたが、「早く監督になって欲しい。日本代表の監督になってワールドカップに行ってほしい。選手で行けなかったから」と真意を説明した。

 ただ、カズをよく知るヒロミは「カズの頭の中にはそっちよりも現役の選手しかないんじゃないかな」と推察した。