神木隆之介(23)清原果耶(15)が28日、大阪市内で映画「3月のライオン」(大友啓史監督、3月18日前編公開)の公開記念舞台あいさつに出席した。

 本作は羽海野チカの人気漫画が原作。17歳のプロ棋士・桐山零を演じた神木は「大友監督から小さい頃から仕事している僕と、若くてプロ棋士になった桐山の人生は似ていると言われた。そこで初めて(共通点に)気付いた」と主人公との共通点を振り返った。

 小学生の頃から祖父と将棋をしていたという神木だが「プロは(駒の)指し方も立ち居振る舞いも違う。一から練習しました」。さらに「家でもレッスンでも(将棋を)指して指して指して…。お箸を使うような感じで、つかむとか取るとか意識しない。それがノルマ」と無意識でも駒が手になじむように努力したと明かした。

 大阪出身の清原が大阪のオススメスポットを聞かれると、神木は「教えて、教えて」と興味津々な様子。「USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)。神木さんはアトラクションは大丈夫ですか?」と言う清原に、神木は「アトラクションはあまり怖くないものだったら」。そのやりとりを見ていた大友監督は「若いね。俺は道頓堀行くよ」と話して会場の笑いを誘った。