脳科学者の茂木健一郎氏(54)が、フジテレビ系で放送されたディズニー映画「アナと雪の女王」の特別エンディング映像に批判が殺到した騒動について、日本のテレビ局の感覚にズレが生じていると指摘した。

 4日夜にノーカットで地上波初放送された「アナ雪」。しかしそのエンディングでは、劇中歌「レット・イット・ゴー~ありのままで」を視聴者や局アナウンサー、人気芸能人らが歌唱する特別映像を流したことで視聴者から批判が殺到した。

 この騒動を受け、かねて日本のテレビ局の姿勢や番組作りについて厳しく批判している茂木氏は7日、ツイッターで「日本のテレビ局の感覚が、アナ雪のようなまっとうなエンターティンメントをつくる感覚からずれてしまっているのだと思います」と指摘。「局アナとかタレントが出てくる映像なんて、本人たち以外誰もありがたいと思わないのに。。。」と私見を述べた。