年末に解散したSMAPの木村拓哉(44)主演のTBS系連続ドラマ「A LIFE ~愛しき人~」(日曜午後9時)の12日第9話の平均視聴率が14・7%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は14・2%、第2話は14・7%、第3話は13・9%、第4話は12・3%、第5話は13・9%。第6話は15・3%、第7話は14・5%、第8話は自己最高の15・7%だった。

 木村はグループ解散後、1人の俳優として初めて挑む同ドラマで職人肌の外科医を演じる。これまでさまざまな役柄を演じてきた木村だが、医師は初めての役どころだ。数々の主演ドラマで高視聴率をたたき出してきた木村と、人気ジャンルでもある医療ドラマのタッグは、再出発を図る木村の代表作となるか、その視聴率が注目されている。

 第9話は、深冬(竹内結子)の脳腫瘍が出血し、沖田(木村拓哉)はもっと早く手術方法を見つけていれば、と悔やむ。そんなとき、壮大(浅野忠信)に現職大臣のオペの相談が持ちかけられる。難しいオペを日本初となるアプローチで行うことを決めた壮大は、大臣のオペが成功したら自分が深冬のオペをすると宣言。その真意を問う沖田に、壮大は「俺はお前とは違う」と言い放つ、という内容だった。