ハリウッド映画「キングコング:髑髏島の巨神」(ジョーダン・ボート=ロバーツ監督、3月25日公開)のジャパンプレミアが15日、東京・新宿の歌舞伎町ゴジラロードで行われた。

 キングコングをはじめとする巨大生物が住む髑髏(どくろ)島で繰り広げられる、人間と怪獣たちの戦いの物語で、トム・ヒドルストン(36)主演。ジャパンプレミアには、トムとサミュエル・L・ジャクソン(68)ブリー・ラーソン(27)が出席し、日本語版声優を務めたGACKT(43)佐々木希(29)も参加した。寒空の下、佐々木は半袖にレースが混ざった薄い生地のドレス、ラーソンは肩を見せたビスチェタイプのドレスで、レッドカーペットを歩いた。

 GACKTは「こんなこと言ったらあれですけど、ジュラシックパークの20倍はおもしろい」と作品を絶賛。初来日というトムには「なかなかこんないい男、間近で見ることない」と語りかけ、翌日帰国すると聞くと「(東京・新宿の)ゴールデン街はどう?」と観光を勧めていた。しかし、案内を頼まれると「僕も行ったことないんだよね」と笑いを誘った。

 佐々木は声優初挑戦。「初めての吹き替えは難しかったけれど、映画自体はスピード感と手に汗握る緊張感で、楽しく見られました」と語った。

 イベントが行われたゴジラロードは、屋上にゴジラの巨大オブジェがあるTOHOシネマズ新宿の目の前に位置する。20年に、ゴジラとキングコングの対決を描いた作品が公開されることにちなみ、この場所で行われたそうだ。