俳優の佐藤二朗(47)が、亡くなった俳優の渡瀬恒彦さんを追悼した。

 佐藤は16日、ツイッターで「TVで見た日本アカデミー賞の中継と記憶している。候補者一人一人のインタビューで今の気分を聞かれ『(賞を)取りたいに決まってるでしょ』と答えたその人を凄く格好いいと小学生の僕は思った」と、幼い頃に衝撃を受けた渡瀬さんの思い出をつづった。

 そして佐藤は「何度もご一緒したのにそれを言えなかったのが悔やまれる。渡瀬さんの背中は永遠に遠い」としのんだ。

 渡瀬さんは2015年、胆のうに腫瘍が見つかった後も、治療を受けながら精力的に仕事を続けていたが、2月中ごろ気胸を発症して入院加療。3月に入り敗血症を併発し14日午後、多臓器不全のため東京都内の病院で死去した。72歳だった。