高畑充希(25)が18日、東京・新宿ピカデリーで行われたアニメ映画「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」(神山健治監督)初日舞台あいさつで、20日に51歳の誕生日を迎える神山監督に、サプライズで色紙を贈った。色紙には次のように書かれていた。

 「神山さんの頭の中は宇宙みたい。それを少し覗けて、参加まで出来て、幸せでした。この壮大なラブレター 娘さんに届けっ!!」

 それを受け、神山監督は「娘は完成披露の時に見てくれたらしくて。娘にだけ分かるようなね…映画でこういうことをやるべきじゃないんだけど」と、映画の中に、娘にだけ分かるような仕掛けをしたと明かした。

 それは、水色のランドセルだという。神山監督は「娘が『どうしても水色のランドセルがほしい』と珍しく言ったことがあって、劇中に出した。スタッフから『何で水色なんですか?』と突っ込まれたんですけど『いいんじゃない』みたいに言った。娘から『ランドセル、水色だったね』ってメールが来ました」と言い、照れ笑いした。

 この日は満島真之介、江口洋介、前野朋哉、高橋英樹も登壇した。各キャストには「これがないと眠れない、逆にこうすれば眠れるものは?」と質問が飛んだ。高畑は「私、結構、3秒で寝られるんで…一瞬なんですよね。顔の下に何を敷くかを考える暇がなく、畳やボタンの跡をつけて、よく怒られる。快眠は、ないと困るのは着圧靴下。足に履くと圧がかかって…翌朝、足スッキリみたいな」と笑った。前野は「息子が2歳…抱きながら寝ると、湯たんぽみたいに寝られて気持ちいい」と言い、客席を笑わせた。【村上幸将】