ダウンタウンの松本人志(53)が、ひき逃げ事故を起こしたノンスタイルの井上裕介(37)に辛口エールを送るとともに、復帰に向けてペナルティーを課した方が良いのではと提案した。

 19日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」では、井上が7日に行った号泣謝罪会見の模様を報じた。現場にいた駒井千佳子リポーターは泣きじゃくる井上の姿に「かなり自分に酔ってる部分があったのか」と冷ややかに見つめていたことを明かして出演者らを笑わせた。

 先輩芸人の博多大吉も、井上が普段からナルシストキャラであるために、「泣かれれば泣かれるほど、笑いをこらえるのに必死になる。『(キャラに)入った、入った』とか、『調子いいぞ』みたいな」と、どうしても疑われてしまうとしながら、「でもそんなわけはなくて。この年末年始、ずっと家で反省していたのを知っているから、(その反省が)伝わらないのも因果な商売だなと思う」と同情。「先輩としては、もうこれで一旦区切りをつけてとりあえず劇場に帰ってきてほしい」とエールを送った。

 一方の松本は、「(井上の涙は)ある意味、嘘泣きかなと。涙の量が変やもんね。一回、こう(水芸のように)出てたもんね」と笑いに変え、被害者であるタクシー運転手が井上を許していることについても「よしもとが裏でお金でも払ってたんじゃないか。よしもとならあり得る」と冗談めかした。松本は井上の復帰を望んではいるが、これまでのキャラクターやイメージから世間にすんなり受け入れられるかは難しいところであるだけに、「一個ペナルティを付けた方が世間の人はなっとくするのかな。ベタに坊主とか、半年ノーギャラなのか、上半身裸になるのか」と提案した。