1月スタートの連続ドラマ、TBS系「下剋上受験」(金曜午後10時)の17日最終話の平均視聴率が8・0%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べでわかった。全話通しての最高は初回の10・9%で、最低が第8話の5・0%だった。 

 中卒の父と偏差値41の娘が、塾にも行かず最難関中学校受験を目指した実話をドラマ化。阿部サダヲ(46)が父役を熱演し、本格的な母親役は初挑戦という深田恭子(34)がその妻を演じた。

 最終話は、約1年半かけて桜井家が挑んだ“下剋上受験”の結果がついに出る。佳織(山田美紅羽)に中学受験をさせると決めてから約500日。紆余曲折を経て迎えた桜葉学園の合格発表。信一(阿部サダヲ)と佳織は合格者が張り出された掲示板から自分の番号を探す。しかし結果は不合格…。落ち込む2人に香夏子(深田恭子)が受験票を見せる。不合格の場合も想定していた香夏子が、星の宮女学院の受験手続きもしていたのだった。佳織と信一は一念発起して2度目の受験に挑み、見事合格を勝ち取る、という内容だった。