世界マスターズ室内陸上の60メートル走M40クラス(男子40~44歳)で5位入賞を果たしたタレントの武井壮(43)が、得意の「5種競技」を勧める声に対し、「特技以外で勝つ方が夢あるだろ?」との考えを明かした。

 21日に韓国・大邱(テグ)で行われた決勝を終えた武井は、直後にツイッターで「負ーーーけたーーー!!!!! 世界室内決勝5位でした!!」と報告。「イギリス、ドイツ勢に立ち向かいましたが跳ね返された!!!クッソ!あいつら脚速え!!!」と悔しさをにじませるも、「またいつか遊びにこれるようにこれからも地道に鍛えるぜ!!」と持ち前のポジティブ精神で意気込んだ。

 もともと十種競技元日本チャンピオンの武井。2015年にフランス・リオンで行われた世界マスターズ陸上選手権では400メートルリレーに出場し、金メダルを獲得した。しかし短距離については「短距離専門のヤツらは速いなやっぱ!なかなか勝てねえ!!」と厚い壁を感じているようだ。

 そんな武井に「60mじゃなくって五種競技に出たら勝てるんじゃ?ってみんな言ってくれる」と勧める声もあるというが、自身は「混成競技はオレの最強の特技だし、現役時代勝てなかった100mとか単独種目で夢見たいのよ。。それにもともとの特技以外で勝つ方が夢あるだろ?」と独自の美学を持っている。様々なジャンルに挑戦し続ける“百獣の王”は「だからゴルフもビリヤードもピアノも必ず夢叶えるから見といてくれよ!」と気炎をあげた。