日本テレビ系「東京タラレバ娘」(水曜午後10時)が22日、ついに最終回を迎える。

 吉高由里子(28)演じる30歳独身の売れない脚本家・鎌田倫子、栄倉奈々(29)演じるネイリスト山川香、大島優子(28)演じる居酒屋の看板娘・鳥居小雪の、タラレバ娘3人の“タラレバ恋愛”の軌跡と、放送直前の最終回のあらすじを一挙、紹介する。

 <1話>倫子と香、小雪は、小雪の実家の居酒屋呑んべえで、好き勝手言いながら飲むのが1番の楽しみだが、その最中、イケメン金髪男KEY(坂口健太郎)から「一生、女同士で、たら、れば、つまみに酒飲んでろ」となじられ、打ちのめされる。そんなある日、倫子は、ドラマ制作会社のADだった8年前にフッた、プロデューサーの早坂哲朗(鈴木亮平)に食事に誘われた。告白されると期待したが、早坂から若手ADの芝田マミ(石川恋)が好きだと言われ、揚げ句に2人から付き合うと報告を受け、どん底に突き落とされる。

 <2話>倫子は自分たちを「タラレバ女」と名付けたKEYが、雑誌に人気モデルとして掲載されているのを見てショックを受ける。また小雪はKEYが墓参りしている姿を偶然、目撃する。ある日、倫子は早坂から、新ドラマの主題歌を歌うバンドのライブに誘われ、香と小雪を連れて行く。そのギタリストは、香が昔付き合っていた鮫島涼(平岡祐太)だった。再会を喜ぶ香だったが、涼にモデルの彼女がいると知り、がくぜんとする。一方、倫子も早坂から、新ドラマの脚本から降ろされたと伝えられる。マミから、代わりに脚本を担当する若い脚本家の笹崎まりか(筧美和子)が、女の武器を使って仕事を取ったと聞かされ、真相を究明しようとしたが、実力で負けたと知り、自己嫌悪に陥る。呑んべえで酒におぼれ、酔いつぶれ、KEYに家に送ってもらった揚げ句、一夜をともにする。香も涼と一夜をともにするが、忘れようと決意する。

 <3話>倫子はKEYが自分と一夜をともにした本意はおろか、本名も連絡先も知らないことに悶々として、香と小雪を呼び出す“第4出動”を発令し“タラレバ話”を展開する。3人で呑んべえに飲みに行く途中、小雪は坂道で落とした野菜を拾ってくれたサラリーマン丸井良男(田中圭)に一目ぼれする。その後、倫子は仕事の売り込みに行った早坂の会社でKEYに出会い、倫子が脚本を降ろされたドラマ「恋するシーズン」に出演すると聞くが、肝心の本心は聞けなかった。公園で再会した時に、本名を聞くことはできたが、「あんたとは恋愛できない」と言われ、ぼうぜんとする。