元バレーボール選手でタレントの川合俊一(54)が、引退記者会見で涙を流した女子バレーボール木村沙織(30)をねぎらった。

 木村は22日、所属チーム東レの本拠地の大津市で引退記者会見を行い「前ほど悔しいというのがなくなった。プレーがどうこうというより、気持ちの部分で薄れてきたものがあった」と理由を語った。現役生活を振り返り涙を流す一幕もあった。

 川合は同日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」で、木村の引退について「30(歳)だったらまだまだやれるんですよ、日本代表だってできるんですけど、オリンピック4回行ってますからね、17歳くらいの時から行ってるんで、心が疲れてると思う。最後はずっとキャプテンやってたんで、重圧もあったと思う。(涙の理由は重圧から)解放されたっていうことでしょうね」と推察した。

 また、川合は木村の人柄について「そんなに社交的じゃなかった。天才肌」と紹介。社交的ではなかったという木村だが「キャプテンになってから、やっぱりいろんな人にごあいさつする場に連れて行かれて、無理やり自分の生活変えてキャプテンやってたんで、ちょっとかわいそうなところがあった」とねぎらい、「のんびりしてもらいたい」と言葉を送った。