ギタリストの布袋寅泰(55)が、在住する英ロンドンでとテロとみられる襲撃事件が発生したことに「許せない」と思いをつづった。

 2012年にロンドンに移住し、現在も家族とともに暮らしている布袋。第2の故郷とも言える同地で多数の死傷者を出した襲撃事件が発生し、布袋は23日にインスタグラムで「春も間近なロンドンで事件が起きた。尊い命が突然見知らぬ者に奪われるのは許せない。被害者とその家族や友人の無念を思うとやるせない。ロンドンは怒りに震えている」とつらい胸中を明かした。

 事件は22日午後(日本時間同日深夜)、ロンドンの英国会議事堂前のウェストミンスター橋で発生。車が通行人らをひき、女性1人が死亡した。同時刻、国会敷地近くでは男が警官を刃物で刺し、警官に撃たれて死亡した。この事件で死者が3人、約40人が負傷したという。警察当局者はテロ事件として捜査すると述べた。英メディアなどが伝えた。