大杉漣(65)が25日、東京・有楽町のスバル座で、映画「グッバイエレジー」(三村順一監督)の初日舞台あいさつに出席した。

 三村監督本人の半自叙伝で、北九州市を舞台に小倉や門司港などで撮影された。

 大杉は、福岡生まれで俳優仲間でもある2人の友人、松重豊、光石研の名前を挙げ「2人の話を聞いていてうらやましかった。2人が九州弁で話すんですよ。だから、1度はおじゃましたいと思っていました」などと話した。

 久留米市生まれの藤吉久美子(55)は「小倉の女を演じました。(同じ)福岡なので言葉が同じでいいと思ったら、全然違って大変でした。小倉はきりっとしたかっこいい男前な言葉でした」。

 ほかに吉田栄作、遠藤健慎、飛葉大樹、森田晋平らが出席。