劇団四季ミュージカル「オペラ座の怪人」(8月13日まで)が25日、横浜・神奈川芸術劇場で幕を開けた。

 パリ・オペラ座の地下にすむ怪人の歌姫クリスティーヌへの悲しい愛を描き、88年の日本初演以来、この日で上演回数6732回(国内3位の記録)の人気作品。

 横浜地区での「オペラ座」公演は初めてで、観劇した黒岩祐治神奈川県知事は怪人役の佐野正幸らと対面し「半年の長期公演をきっかけに、より多くの方にミュージカル文化を広めたい」と激励した。佐野も「劇団の本拠地である横浜で、この作品に参加できることを光栄に感じています」と話した。