お笑い芸人の加藤浩次(47)が、海外ロケで一般人に暴行を受けたエピソードを明かした。

 27日放送の日本テレビ系「スッキリ!!」で、忘れられない旅の思い出についてトーク中、命の危険を感じたエピソードを尋ねられた加藤は「よくあるけどね」と切り出した。

 サッカー番組のロケでスペインのマドリードを訪れた際のこと。試合前にサポーターの人たちにインタビューを行っていたという。「バルみたいなのがあって入ってインタビューして、『お前も飲め』って盛り上がって、どんどん調子に乗っていったんですよ俺もスタッフも」とインタビューは順調に進んでいたが、その後、路地に入ったところで事件は起きたという。

 加藤は「不穏な空気するぞ」と勘が働いたが、盛り上がっているスタッフは「行きましょう行きましょう」とさらに取材を進めたという。すると「ちょっとヤンチャなやつらが集まってて、『あ、これやべえな』」と思った加藤だったが、その中の1人がビール瓶を片手に前に出てきて、「ビール瓶を俺をめがけて、ブワーッ!って投げたの」。

 そのビール瓶は加藤の顔面ギリギリのところを抜けていったが、後ろにいたカメラマンに激突。さらに「(ビール瓶を投げた男は)走っていってカメラさんボッコボコ。(狙いは)俺じゃなくてカメラだったの。『撮るんじゃねぇ!』って。俺はずーっと見てた。スタッフも動けなくて」と衝撃のエピソードを語った。

 あまりの出来事に加藤らは意気消沈。「そこからロケ、子どもにしか聞かなかった。怖いもん。あれは危なかったよ」と振り返った。