6月12日のさいたまスーパーアリーナコンサートをもって解散する℃-uteが28日、川崎・クラブチッタで、ラストシングル「To Tomorrow/ファイナルスコール/The Curtain Rises」(29日発売)発売記念イベントを開催した。

 イベント前に取材に応じた。解散まで3カ月を切り、リーダー矢島舞美(25)は「先日、握手会があったんですけど、ファンの方々と直接会う機会も残り少ないんだなと思っています。ブースの中でみんな号泣していました」と明かした。

 解散後の不安も明かした。岡井千聖(22)は「℃-uteでは土日がほとんど埋まっていたんですけど、解散後は本当に休みになってしまう。土日の遊園地とかプールって、混んでいるんだろうなと思っています」と吐露した。中島早貴(23)は「解散後は、スケジュールが埋まってないと不安なので、プライベートの予定をたくさん書き込んでいます」と明かした。

 岡井は現在ソロでもバラエティー番組に出演しているが、「解散した後にすぐ出られなくなるかもしれない。だから地元で居酒屋をやろうと思って、今物件を探しています」と告白。店名について聞かれると「私の名前を全面に出そうと思ってます。『岡井ちゃん』とか。前はスナックをやろうと思ってたんですけど、カラオケがあるとみんなの声が聞こえないかと思って、居酒屋にしました。今、地元の焼鳥屋がすごく繁盛しているので、それをパクろうと思います」と話し、笑いを誘った。

 解散コンサートへの意気込みを聞かれ、萩原舞(21)は「芸能界で15年くらい活動してきてまだあまり実感がないんですけど、皆さんへの感謝を届けたいです。最高の℃-uteで終わりたいので、最後まで着いてきていただきたいです」とアピール。鈴木愛理(22)は「『ライブ=℃-ute』みたいなところがあるので、最後の日まで限界を目指して頑張っていきますので、ファンの皆さんも涙を流すんじゃなくて、一緒に限界まで上り詰めてほしいと思うので、最後までみんなですてきな空間を作っていけたらと思います」と呼びかけた。岡井は「アイドルやっている時が人生で一番女の子でいられる時間だと思います。この先はこんなきれいな感じの自分を保てない自信があるので、今の一番きれいな自分をファンの方に見ていただいて、DVDに収めたいです!」と宣言した。

 また、今月、慶大環境情報学部を卒業した鈴木は、心境を聞かれ「入学した時から4年間で卒業したいというのは目標でしたし、小2からこの世界に入って、その頃から大学は進学しなさいというのは親と約束していたので、両親との約束が果たせたかなというのが正直な感想です」と答えた。今後については「1つ1つ目標とか夢をかなえていけたらいいなと思います。学校で出会った子たちとはまた仕事とかで一緒に会えたらいいなと思っています」と話した。