フジテレビ亀山千広社長の定例会見が31日、同局で行われた。30代男性記者が暴力団関係者に乗用車購入の名義を貸していた問題で東京簡裁から罰金30万円の略式命令を受けたことについて謝罪した。

 亀山氏は「重く受け止めている。この場を借りて視聴者の皆さまや関係者に深くおわびする」とし「社内検証を進めなければいけない。一記者の行為にとどまらず、日頃のコミュニケーションや社員教育など、しっかり継承されていないことの証左。信頼回復に努めていきたい」とした。

 すでに出ている1カ月の懲戒休職に加え、降格処分も行ったという。