女優芳根京子(20)がヒロインを務めるNHK「べっぴんさん」(午前8時)の1日最終話の平均視聴率が19・8%(関東地区)だったことが3日、ビデオリサーチの調べで分かった。全話通しての最高は1月20日放送の22・5%だった。前半は20%超える回が多かったが、後半から終盤にかけて20%割れの回が続き、高視聴率が続いた最近の朝ドラとしては低調となった。

 最終話は、キアリスの創業35周年パーティが開かれる。そこで武(中島広稀)が社長を退き、健太郎(古川雄輝)が次期社長に就任することが発表された。また、その席で龍一(森永悠希)がアルバイトの春香と結婚することを宣言し、息子の先行きが不安だった良子(百田夏菜子)は胸をなで下ろす。

 ある日、すみれたちはさくら(井頭愛海)ファミリーとゆり(蓮佛美沙子)夫婦とピクニックへ出かける。家族の風景を眺めながら、すみれは幸せな人生だったと実感する、という内容だった。

 次期NHK連続テレビ小説は有村架純主演の「ひょっこ」で、4月3日から放送。