昨年5月から休養中だったフリーアナウンサー小林麻耶(37)が3日、フジテレビ系「バイキング」で11カ月ぶりにテレビ復帰した。昨年5月19日の同番組生放送中に体調を崩して救急車で搬送され入院、その後に長期休養していた。司会の俳優坂上忍(49)を相手に、先月30日にインタビューを収録していた。

 倒れた時のことを、小林は「本当に突然。息が過呼吸気味になって、すみませんでした」。昨年6月9日には妹のフリーアナウンサー小林麻央(34)の夫の歌舞伎俳優市川海老蔵(39)が会見し麻央の乳がんを発表した。「妹のことは公表していなかったし、もっと手伝いたいと思っていた。プロとして、ちゃんとやっていたんですが。自分は大丈夫だと思ってたんですけど、全然、分かっていなかった」と振り返った。

 休養後について「最初の頃は自分の体を取り戻すのに必死で、自分のペース以外のものについていけなかった。自宅のエレベーターにも、すごく速く感じて乗れなかった」。今後について「少しずつ仕事を再開させていただいて、復帰というところに持っていけたら。表現者として社会とつながっていたい」と話した。