女優米倉涼子(41)と俳優斎藤工(35)が4日、都内で「キューピーコーワ新商品発表会」に出席した。

 2人は新発売の栄養ドリンク剤「キューピーコーワαドリンク」の新CMキャラクターに就任した。CMでは、同ドリンクを飲んだ「疲れを知らない人」を男性、女性編に分かれて演じる。商品のキャッチフレーズは「ネバーギブアップ」で、真っ白な世界の中を全力で走り続けるという内容に、米倉は「坂道で本当に大変だったんですよ。その日の夜は歩けなくなりました。私、走るシーンとかすごく多いんですけど、正直言うと走るのがとっても苦手で。頑張りました」と振り返った。斎藤も「1日走らせていただいて、商品を飲ませていただきながらの撮影だったので、乗り越えることができました。きつかったです」と撮影での苦労を明かした。また、「僕も基本的にはインドアの人間。なぜ僕がこんなにはつらつとしたCMにと思った。やはり年末叫んだりしたからかなあとか思ったりしたんですけど」と、昨年大みそかに放送された日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」で、ハイテンションが売りの芸人、サンシャイン池崎に扮(ふん)して話題となったことを引き合いに出して笑わせた。

 そんな斎藤には、ランダムで選択されたお題にチャレンジしていく「斎藤工はどこまでネバーギブアップなのか」という企画が用意された。斎藤は「これ芸人さんがやるやつですよね」と戸惑いつつも、早口言葉と瓦割りに挑戦。瓦割りでは、右手の拳で勢いよく10枚の瓦をたたき、惜しくも1枚が残る結果となった。斎藤は「この1枚が今後の僕の課題だなと思いますね」と笑わせたが、勢い余って右手を負傷しながらも、気合を見せた斎藤の姿に米倉は「すごい。かっこよすぎる。200点ぐらいですよね」と感激していた。斎藤は「こういった形でCMに参加して、とても新鮮な気持ちです。いろんな現場があると思いますが、本当に気力勝負の職場がたくさんあると思います。さらなるクオリティーを目指して、ネバーギブアップの精神でともに頑張っていきましょう」と話した。

 同ドリンクは全国のドラッグストアやコンビニなどで5日から発売し、2人が出演するCMは7日から放送を開始する。