女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の4日の平均視聴率が18・8%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。3日の初回は19・5%だった。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。

 4日は、高校卒業後は家業の農業を手伝うと決めているみね子(有村架純)だったが、親友の時子(佐久間由衣)は希望通り東京での就職が決まり、寂しさが募る。そんなある日、テレビで東京の建設現場で起こった事故のニュースが流れる。死傷者が実(沢村一樹)ではないかと不安になる母美代子(木村佳乃)。近所に電話を借りに行き、ようやくつながった電話から実の声が聞こえてきて安心する、という回だった。