女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の7日の平均視聴率が18・8%(関東地区)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高は第3話の19・7%。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。

 7日は、父実(沢村一樹)が帰った夜、みね子(有村架純)ら子供が寝静まった後に、実、母美代子(木村佳乃)、祖父茂(古谷一行)の3人が決して楽とはいえない家計の相談をする。目を覚ましたみね子を実は会話の中に加える。大人扱いされたことを誇らしく思うみね子だったが、米が不作の年に一家が背負った借金や苦しい生活費のことなど、厳しい現実を知らせれる、という回だった。