漫才師今くるよ(年齢非公表)とサバンナ・八木(42)が11日、大阪市内で、吉本興業と京都府、京丹後市などが連携したプロジェクト「きょうと半農半芸プロジェクト」発表会見に、応援ゲストとして登壇した。

 京都で生まれ育ち、相方の故今いくよさんと学生時代にソフトボール部で活躍したくるよは、京丹後地域には「試合で行った思い出がある」。試合からの帰り際、引率教諭に連れられ、天橋立に行ったそうで「すごいええ場所。今も覚えてる」とアピールした。

 また、農業の思い出には、両親の実家が亀岡市で、子供のころ、帰省すると「ここのスイカ、小さいな思うてたけど、そこから大きくなるねんな。知らんかってん」。熟す前に食べたこともあったそうだ。

 京都府南部出身の八木は実家が兼業農家で、最近、父がスイカ作りに精を出しており「父が今、地元で『スイカのおじさん』と言われてます」と語った。

 今プロジェクトは、2年目のひよっこ芸人「せんのりきゅう」の堂本栄司(23)吉村美紅(みく=20)が、京丹後市大宮南地区に今月から1年間、移住し、芸能活動を続けながら農業に従事、同市の魅力を発信していく。