元ＮＭＢ４８山田菜々（２５）が１１日、都内で映画「マスタード・チョコレート」（２９日公開）完成披露舞台あいさつに出席した。

　山田は同作が初主演。ケータイコミックで人気の冬川智子作同名漫画を原作にした作品で、山田は美大進学を目指す女子高生りんこ役を演じている。

　同作のサブタイトルは「ポンコツな少女の恋と成長の物語」。山田は「ＮＭＢ４８でもポンコツと言われていましたが、この話をもらった時に『キタッ！』って。ポンコツで良かったと思いました」と笑顔で話した。

　舞台あいさつには太田基裕（３０）染谷俊之（２９）神永圭佑（２２）笹木彰人監督（５０）も出席。太田から「どんなところがポンコツなの」と聞かれると、「自分ではポンコツのつもりはないんですけど」と返答。太田は「こういうところがポンコツなんですね」と笑顔で毒づいた。

　人生で１番がんばったことを聞かれた山田は「中学生のころバレンタインデーで好きな人に渡す手作りタルトを作ったこと」。しかし、「勇気を出して渡しましたが、生地が硬すぎて目の前で歯が折れていました」とエピソードを披露した。

　将来は「男の人をたぶらかす小悪魔的な役をやってみたいです」と話した。

　「この作品を見て恋ってこんなだったとか、友情ってこんなだったとか、皆さんの心の中にとどめてもらえばうれしいです」とアピールした。