シンガー・ソングライターいであやか(23)が12日、カレッタ汐留前広場で、ニューアルバム「A.I.ayaka ide」発売記念イベントを行った。

 11年3月、高校在学中にデビュー。これまでにシングル4枚、アルバム2枚を発売している。この日発売となった新作は、3年ぶり3枚目となった。

 同作は収録曲全10曲が亀田誠治氏によるプロデュース。「プロデュースしてもらうこと自体が初めてなんです。こんなにエレクトロなサウンドに仕上がるとは思っていませんでしたが、私にとって挑戦です」と話した。

 汐留は高校生でデビューした当時お世話になった場所だという。「17歳でしたね。制服で活動していた当時を思い出して身が引き締まります」。

 15年にデビュー当時の漢字表記「井手綾香」からひらがな表記に変更。「アーティストとしての活動の幅を広げたいという気持ちがあって」と話した。「あの頃の井手綾香のイメージを脱するのが結構大変で。制服を着てキラキラしていて歌詞も等身大でしたが、いろんな経験をして成長すると、あの頃のような詞が書けなくなっていて」と悩んだ末の改名だったことを打ち明けた。

 この日3年間待ち続けたファン約200人の前で収録曲「コンビニ」など3曲を披露した。