歌手倖田来未(34)が12日、東京・渋谷のNHKホールで全国47都道府県ツアー東京公演を行った。

 先月発売のアルバム「W FACE~outside~」「~inside~」を引っさげた同ツアーは、2年連続で各都道府県を回り、自身最多の60公演を行う。初めて、演出、振り付け、衣装など全てをセルフプロデュースした。「Damn real」では、ステージ全体を使用したプロジェクションマッピングを行いながら、高さ7・5メートルのワイヤアクションを展開。異なる音源を操作するリズムドラムマシン「MPC」の初演奏や、歌謡曲のカバーも披露するなど、3400人を沸かせた。

 倖田は「常にライブのことを考えながら過ごした1年。お客さんの喜ぶ顔を想像して臨みました。新しいことに挑戦し続け、今回のツアーも完走したい」と話した。