先週末、カタールの大富豪で夫のウィッサム・アル・マナ氏(42)との破局が報じられたジャネット・ジャクソン(50)のロンドン市内の自宅から、引っ越し業者の作業員らが荷物を運び出す姿が写真にキャッチされた。

 1月初めに第1子となる長男を出産した直後から、すでにアル・マナ氏と別居状態だったと報じられているが、ニューヨーク・ポスト紙によると、今回、どちらの荷物が運び出されていたのかは不明だという。

 2012年に結婚後、イスラム教に改宗したジャクソンだが、内部関係者らによると、文化の違いによる夫婦間の溝が、長男の誕生後により深まったことが破局原因とみられている。

 さらに同紙は11日、ジャクソンが数週間前、ニューヨーク市内に所有するトランプ・インターナショナルの自分のアパートの鍵も替えていたと報道。ジャクソンもアル・マナ氏も、破局報道についてコメントを発表していない。

 ジャクソンにとっては3度目の離婚となるが、巨大複合企業のCEOであるアル・マナ氏の総資産はおよそ1000億円ともいわれており、ジャクソンの総資産の約4倍と見積もられている。婚前協約を交わしている場合、ジャクソンは離婚調停金としておよそ200億円を得るとの臆測も流れている。(ニューヨーク=鹿目直子)