5月に開催されるカンヌ映画祭で、最高賞パルムドールを争うコンペティション部門に河瀬直美監督の「光」(5月27日公開)が選ばれた。

 河瀬監督はカンヌ映画祭7作目の選出となった。主演永瀬正敏(50)とのタッグでは、15年「あん」もコンペ部門に選出されている。永瀬は「あん」、米映画「PATERSON」に続いて3年連続の同映画祭参加となり、日本人俳優初。河瀬監督は「映画に魂をささげた者として、スタッフ、俳優のみんな、みんな、みんなと、カンヌでの瞬間を分かち合えること、いま、とてもうれしい」、永瀬は「世界中で作られている数々の作品の中から『光』を選んでいただけたこと、本当に感謝しています」とコメントした。