演歌の新人歌手・丘なる実が15日、出身地の福島県いわき市の書店で「ふるさとキャンペーン」を行った。

 2月にリリースしたデビュー曲の「赤い雀のブルース」を熱唱。昭和の懐かしさを醸し出し、関係者の間で“藤圭子の再来”と称されるスケール感と歌声を披露し、温かい拍手を浴びた。凱旋(がいせん)イベントに、丘は「生まれ育ったいわき市でキャンペーンができて、本当にうれしいです。これを機に、さらにいわき市を盛り上げられるように頑張ります」と話した。母の柏原いさ子さんは「たくさんの人に支えられているから、丘なる実でいられるということを忘れないで。これからもたくさんの方に愛される歌手になってほしい」とエールを送っていた。