マツコ・デラックスが、現役引退を発表したフィギュアスケート女子の浅田真央さん(26)の今後をめぐる報道に「しばらくそっとしておいてあげれば」と釘を刺した。

 今後の活動が注目される浅田さん。今夏のアイスショー「ザ・アイス」で引退後の初滑りを披露する予定だが、その先については現時点では明言しておらず、早くもキャスターやタレントへの転向などがささやかれている。

 17日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」では、浅田さんは“第2の松岡修造”としてキャスターやリポーターとして活動するのではと予想した一部報道を紹介したが、コメンテーターを務める漫画家の倉田真由美氏は「松岡修造さんとはキャラが全然違う」とし、「(浅田さんは)すごく小器用にいろんなことをこなすっていうタイプに見えないので、あんまり向いてないことを無理してやらせないで欲しい」と願った。

 マツコも倉田氏の意見に「わかる」と同意。予想される争奪戦について「そっとしておいてあげて。そんなに器用なタイプでは絶対にないと思うから、またそれがプレッシャーになっちゃう。すごいがっつりマネジメントがついてってなるとかわいそう。しばらくそっとしておいてあげれば」と呼び掛けた。

 マツコは真央さんの今後について「ガッツリ、スケートの方に力を入れるっていうのもひとつ。それこそ日本の(タチアナ・)タラソワみたいになってもらったりね。そういうのもありだと思う」と、多くのスケーターをメダリストに育てあげたロシアの名コーチの名前をあげ、指導者としての道も期待したが、「しばらくそっとしておこう」と繰り返した。