欅坂46が、5月17日スタートの日本テレビドラマ「残酷な観客達」(水曜深夜0時59分、関東ローカル)に主演することが19日、分かった。昨年放送のテレビ東京系「徳山大五郎を誰が殺したか?」に続いて、グループにとって2本目の主演ドラマになる。メンバー21人が出演する。

 舞台は、近未来の高校の教室。メンバー演じる生徒21人は、教室に閉じこめられてしまう。脱出の条件は、タブレット端末を通して、見ず知らずの観客たちからより多くの「いいね!」をもらうこと。友情や裏切りなどの人間関係も交錯する本格ミステリーだ。主題歌は、発売中のグループの新曲「不協和音」のカップリング曲「エキセントリック」に決まった。

 このほど行われた会見では、キャプテン菅井友香(21)は「前回は全てが初めてで、ドラマの大変さを経験させていただきました。また21人でドラマに出させていただき、ありがたいです。今回不安もあったのですが、気合を入れて臨んでいます」と力を込めた。その上で「ミステリーとしても内容も面白くなっているし、ドラマだからこそ見せられる欅坂46の新しい姿をお見せできたらと思います」とアピールした。

 「徳山-」では全員が本人役で登場したが、今回はそれぞれ役名がついた。平手友梨奈(15)は「役名があったほうがやりやすいです。(長浜)ねると掛け合うシーンが多いので、2人で結構練習しました」。長浜も「私も、役名があったほうがスイッチが入ります。ドラマ以外の時でも、普段から(平手を)『ゆずき』って呼ぶようにしています」と明かした。

 平手のコメントは以下の通り。

-演じる役について

 平手 私が演じる『葉山ゆずき』は食に対する気持ちが強いんです。そこは私と似ているなと思いました(笑い)。

-お芝居はいかがですか

 平手 演技に苦手意識があるので、克服したいという気持ちだったり、不安もあるのですが、みんなで力をあわせて頑張っていきたいと思います。

-お芝居の参考に、何か他のドラマや映画をみましたか

 平手 もともと、ドラマや映画はよくみています。お芝居に興味があってみているというより、ドラマやテレビが好きでよくみています。

-現場の雰囲気は

 平手 明るいと思います。スタッフさんは優しいです。人見知りのメンバーも多いですが、少しずつ打ち解けてきていると思います。

-ドラマの見どころは

 平手 欅坂46はクール、かっこいいというイメージを持っている方が多いと思いますが、ドラマならではの新しい私たちを見ていただきたいです。私も台本を読んでいて面白いと思ったので、見ている方も同じように感じてもらえたらうれしいです。よろしくお願いします。