ロックバンド175R(イナゴライダー)が19日、公式サイトで、ギターのKAZYA(36)が脱退すると発表した。10年に同バンドが活動休止後、拠点を九州に移し、両立が難しいことが理由だという。

 KAZYAは公式サイトを通じて、コメントを発表した。

 「今まで175Rを応援してくれている皆様、『175R 活動祭開!青き春の野音!』を観に来てくれた皆様へご報告があります。先日の日比谷野外大音楽堂、大阪城野外音楽堂ライブをもってバンドを脱退し、175Rとは別の道を進んでいく事にしました。活動休止中に拠点を九州に移し、活動再開に向けた動きの中で両立が難しいと考えた結果の決断です。今まで応援してくれたファンの皆様、関係者の皆様、このような報告となり申し訳ありません。19年間本当にありがとうございました。今後とも175Rの応援を宜しくお願い致します」(原文のまま)

 175Rは10年に活動休止後、16年10月に活動を再開し、同10月19日にヒット曲「ハッピーライフ」「空に唄えば」の再レコーディングバージョンなどの配信を開始。4月8日に東京・日比谷野外大音楽堂で、活動再開後、初となる約7年ぶりのワンマンライブ「175R 活動祭開!青き春の野音!」東京公演、15日には大阪城野外音楽堂で大阪公演を開いたばかりだった。

 メンバーのSHOGO、ISAKICK、YOSHIAKIは連名で「この度Gt.KAZYAがバンドを脱退する事になりました。結成から共に活動してきたメンバーであり、友人であり、家族なので、寂しく悲しくもありますがKAZYAの意思を尊重し急な報告となりました。活動再開したばかりで、このような事態となりましたがへこたれる事なく今後はサポートメンバーを迎え、歩みを止める事なく活動していきたいと思っています。今後とも応援宜しくお願い致します」とコメントを発表した。